時短ハラスメントは公務員でも問題に!?残業ナシのしわ寄せはどこへ?

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働き方改革で「時短ハラスメント(ジタハラ)」という言葉を最近よく聞くようになりましたね~

この時短ハラスメントなんですけど、働き方改革の影響を受けている会社員だけではなく、実は公務員の方々の間でも問題になっているんだとか!

そこで、今回は時短ハラスメントは公務員の世界でどのような問題になっているのかについてチェックしていきたいと思います!

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時短ハラスメントは公務員でも問題に!?

時短ハラスメントといえば、働き方改革によって、いわゆる民間のサラリーマンに対する影響が大きいという印象があります。

この働き方改革によって、時短ハラスメントという言葉が生まれてきたというイメージを持っていたため、ジタハラで悩んでいるのも民間企業に勤めるサラリーマンやOLの方々なのかなと思ってしまっていました。

しかし、実際にはけっこう公務員の世界でも時短ハラスメントは問題となる部分もあるみたいですね。

実際に、私の友人で、公務員として働いている人に先日話を聞けましたので、その話をもとにちょっと考えてみたいと思います。

公務員の職場で起こっている時短ハラスメントとは?

私の友人が勤めているのは、とある地方公共団体なんですけれど、最近は以前に比べて時間外労働に関するチェックがしっかりしてきたということらしいです。

ほんの数年前までは、出勤簿もハンコを押して、残業をした時の時間外申請も、休暇を取るときの申請も、全て紙で行っていたそうです。

しかし、最近は出勤も専用のシステムを使い、時間外申請や休暇申請もシステムで行うように変化したんだとか。

また、変わったのはシステムだけではなく、残業に対する周囲の目みたいなものも変わってきたみたいで、上司が残業する理由をこれまでよりしっかり確認するようになったみたいです。

これはその人の職場におけるものだけかもしれないので、全ての公務員の方の職場にあてはまるわけでは無いと思いますが、公務員の方々の職場にも変化が生じているのは確かのようです。

それで、その友人の職場においては、残業をしなければいけない理由とか必要性・緊急性を説明できないのであれば、残業せずに帰るよう促されることもあるんだとか。

これだけ聞くと、定時退社を促されているような感じがして、まるでホワイト企業みたいですよねw

ただ、実態はそういうわけではなく、ちょっと無理をしてでも仕事を終わらせるためにけっこうプレッシャーがかかってきているみたいです。

あらかじめ決まった仕事だけを行うのであればまだいいのかもしれませんが、友人の職場は窓口対応も随時行いつつ、自分の仕事もきっちり進めなければいけない職場らしいので、来客対応等に時間が取られちゃうと、全然自分の仕事が進められないらしいんですよね~

それでも、仕事は定時で終わらせるような風潮が強くなってきている影響で、これまでよりも時間については相当シビアに考えながら動かないと大変なんだとか…

効率よく仕事を進めると、結局仕事量が多くなるという問題も

このように、これまでよりもかなり頑張って仕事を進めなければいけない雰囲気が出てきたらしいんですけど、そこで頑張って効率的に仕事をこなすようになったら、また新しい問題が発生したらしいです。

それが、「仕事をやればやるほど仕事が増える問題」です。

私の会社でもよく見られる光景なんですけど、結局、仕事ってデキる人に集中しちゃうんですよね~

その友人もけっこうデキるタイプの人なので、頑張って効率的に仕事をした分、結局ほかの人の仕事まで自分に降ってくるようになってしまって、さらに苦しい状態になっているんだとか…

時間外労働を削減して、効率的に公務を進めてくれるのは、一国民としてはうれしいんですけれど、それによって一部の公務員さんに仕事が集中しちゃっているって状況はどうなのかなって思います。

結局そういうデキる人達がいつかパンクして、心の病とかを発症しちゃったら、生産性悪くなっちゃうじゃないですか。

そうなると、生産性を高めるという働き方改革にも逆行しちゃいますし、単に残業を減らせばいいってもんでもないような気がしますね。

効率的に仕事をするために時間外労働を少なくして強制力を持たせるというのはある意味効果的だと思いますが、その反面で特定の人に業務が集中するような状況っていうのは好ましくないような気がします。

業務量をうまく平準化しながらも、組織全体としての生産性を高めていくっていうのが一番の理想ですよね~

まとめ

どうやら、公務員の世界でも時短ハラスメントは生まれ始めているみたいですね。

残業を減らすことによって、かなり精神的なプレッシャーが生じてくるだけではなく、仕事が終わっていなくても帰らなければいけない状況になってしまったりといった問題も生じているみたいです。

また、それだけではなく、優秀な人に仕事が偏ってしまうという弊害も生じてしまっているみたいですね。

公務員といえば、なんとなく一般的には定時ですぐに帰っているみたいなイメージがあったりしますけど、実際は民間のサラリーマンやOLさんと同じく、かなり厳しい環境で働いている人もいるんですね…

こういった、弊害の部分も無視せずに改善していく必要があるんだなと感じました。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!

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