一人暮らしだと、一日の洗濯物の量が少ないですよね。
おまけに仕事や学校で忙しいし、毎日洗濯するのは面倒くさい…
ましてやバスタオルなんて家で使うものだし、何日も同じものを使ってもいいか…
「でも、何日間までならいいんだろう?」
「菌が繁殖すると聞くけど、どのくらい?」
この記事では、そんな疑問に答えていきます。
1度使ったバスタオルに菌はいるの?
ずばり、います。使用直後だと約10個~100個ほどの雑菌が付着しています。主に使用者の垢や汗を栄養に雑菌は繁殖していきます。そして1日後には約1000万個以上、さらに3日後には約1億個にまでなるのです。「体を洗った直後なら清潔なのでは?」と思うかもしれませんが、洗った直後でも実は汗をかいていますし、落としきれなかった垢もたくさんついています。
それじゃあ、やはり毎日洗うべき?
結論から言いますと、「できるだけ毎日洗うべき」です。特に肌が弱い方やニキビがある方など、肌に問題をかかえている方は洗うべきでしょう。傷がある方は絶対に毎日取り替えましょう。どうしても時間がない方は、せめて2~3日に1度は洗濯しましょう。最悪の場合、黒カビや悪臭の原因になります。臭いバスタオルで体を拭いたら、体に臭いがつきますし、何より体に悪いですよね。しかもタオルは1度悪臭がついてしまうと、熱湯で洗うなどをしない限りなかなか取れません。黒カビはほぼ取れないと言っていいでしょう。
バスタオルについている菌ってどんな菌?
常在菌です。人間誰もが常に持っている菌であり、普通に生活していれば無菌の人などいません。健康な人であれば常在菌は体に大きな影響を及ぼしません。ですから、先ほども書いた通り、バスタオルは最低でも2~3日に1回洗えば大きな問題はありません。ベッドシーツやパジャマと同じですね。ただ、「毎日洗うに越したことはない」ということです。
少しでも洗濯を楽にするために
もし毎日バスタオルを取り替えるとなると面倒くさいですし、バスタオルはそもそも大きくてかさばるから大変ですよね。何枚も持つとなると、棚がいっぱいになってしまうことも…。そんな人におススメなのが「バスタオルではなくフェイスタオルを使う」ことです。実は人間の体全体を拭くのに、バスタオルほどの大きさがなくても十分なのです。バスタオルと比べると、手の届きにくいところが拭きにくくはなりますが、洗濯や棚のスペースを考えるとフェイスタオルのほうが良いでしょう。
まとめ
一人暮らしの洗濯事情はなかなか複雑ですよね。
毎日洗濯して清潔を第一にするか、水道代と時間の節約のために出来るだけ洗濯ものを出さないようにするか…。
なんにせよ、最低でも2~3日に1度は洗濯しましょう。
自分では気が付かないうちに、何日間も使ったバスタオルが匂ってるかもしれませんよ…!
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