どーも!ゆーとです!
文科省局長の佐野太さんが逮捕された受託収賄の事件ですが、逆に考えると、学校側も賄賂を渡してまで叶えたいことがあったってことですよね。
今回は、佐野太さんのお子さんを東京医科大学に合格させ、入学させてあげるという約束で、「私立大学研究ブランディング事業」というものに東京医科大学が選定されるよう便宜を図ってほしいというものだったようです。
ところで、この私立大学研究ブランディング事業って、それだけ有益なものなんでしょうか?
この事業の名前を初めて知ったので、今回はこの「私立大学研究ブランディング事業」とは何なのかについて突っ込んでいきたいと思います!
それではさっそくいってみましょー
私立大学研究ブランディング事業とは何?
私立大学研究ブランディング事業とは、文部科学省が行っている事業で、非常に簡単に言うと、地域や社会に対して貢献度の高い研究等を行っている大学に対し、補助金を交付するというもののようです。
もちろん、日本全体や地域社会に対して有益な研究を行ってくれる大学には私たちとしても頑張ってほしいですよね!
新しい研究結果によって技術革新が起こったり、雇用が生み出されたりするのは非常に喜ばしいことです。
そういう意味で、きっと私立大学研究ブランディング事業は行われているんだと思いますが、この補助金が欲しいという理由で東京医科大学は文科省局長の佐野太さんに便宜を図るよう依頼したというところなんでしょうか?
確かに、大学もし烈な競争社会になっていますし、学生を確保したり、予算を集めてくることなどは大学にとっても非常に大きな問題ですよね。
補助金が欲しいという気持ちになること自体は自然といえば自然なのかもしれません。
ところで、この「私立大学研究ブランディング事業」の補助金はいくらくらい貰えるものなのでしょうか?
ここまで頑張るということは、きっとメリットも大きいということですよね?
私立大学研究ブランディング事業のメリットは?補助金はいくらくらい?
私立大学ブランディング事業について文部科学省のホームページを確認してみたところ、1校あたり年額2000~3000万円ほどの補助金額を目安とするということのようで、選定時の委員会による評価によっても調整が行われるということのようです。
支援期間は3年もしくは5年ということなので、対象校に選定されれば3年もしくは5年間に渡って、年間2~3000万円を補助してもらえるということなんですね!
確かにこれはメリットとしてめっちゃ大きそう…
さらに、この事業には取り組みだけでなく情報発信も重要な項目として挙げられているようで、各大学等のウェブサイトを用いて取り組み内容や進捗状況を発信するよう努める必要があるんだとか。
ここまでは当たり前といえば当たり前なんですが、さらに、この各学校の取り組みについては文部科学省のサイトでも積極的に情報発信してくれるんだとか!
これって、学校側から見れば国がPRしてくれると解釈することもできるんじゃないでしょうか?
これは普通に大学側にとってもメリットですよね~
このように、大きなメリットを持った「私立大学研究ブランディング事業」には、ぜひとも自分の学校を選定してほしいと感じる人が出てくるのも自然といえば自然のような気もします。
とはいえ、不正な手段ではなく、本当に魅力的な研究を行っていることをアピールして、正々堂々と補助を受けて欲しいものですね~
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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