冬場はそこまで気にならないんですけど、夏場になると心配になってくるのがカレーの保存方法ですよね~
カレーって一度にたくさん作れるからラクでいいんですけど、いっぱい作るとどうやって保存したらいいのかとか、何日くらい食べられるのかが気になってきちゃいます…(^^;
そこで、今回はカレーは夏場に常温保存してもOKなのかどうかについて考えてみたいと思います!
カレーは夏場に常温保存してもOK?
カレーを夏場に常温保存することなんですけど、やはり一般的に言ったらお勧めできません。
私も実際に夏場に常温で放置しちゃったことがあるんですけど、作ってから丸2日したあたりには、ちょっと変なにおいがしてきていましたw
一人暮らし時代にやっちゃったことで、食べても特にお腹を壊したりはしなかったんですが、さすがに臭いが変になってきたときには食べるのをやめて捨てちゃいましたね~
夏場と一言に行っても、住んでいる地方とかその日の気温とかによって条件は違う部分があるかと思いますけど、冬場に比べると明らかに腐敗するスピードが速いので、仮に常温で保存したとしても1日以内に食べきってしまう方がいいかなと思います。
カレーの臭いが変にならなくても食中毒のリスクが!?
後から知ったんですけど、実はカレーって臭いが普通だったとしても食中毒になっちゃうリスクがあるんです。
基本的に食中毒の原因になるような細菌って、加熱に弱いのでしっかり火を通していれば基本的には大丈夫なんですけど、細菌の中には加熱に強いタイプの菌もいるみたいで、カレーとかには特にそういった菌が残りやすいみたいですね。
カレーが加熱されたことによって、熱に弱い菌はみんな死滅しちゃうんですけど、熱に強い菌にとっては、ライバルとなる菌が不在にも関わらずカレーという栄養素満天の環境に置かれるので、増殖したい放題になっちゃうんだとか・・・
その中でも食中毒の原因となりやすいのがウェルシュ菌という種類の菌らしく、45℃前後の温度でよく発育するみたいです。
この菌が増殖する過程で生み出す毒素が食中毒の原因になっちゃうので、食中毒予防の観点から考えると、ウェルシュ菌が増殖しやすい45℃くらいの温度をいかに避けるかがポイントになってくるんですね!
一般的には20℃以下まで下げることでかなり増殖を抑えることができるようになるので、カレーを保管するなら常温ではなくて冷蔵庫などに入れて保存するのが一番良さそうです。
カレーって鍋ごと冷蔵庫に入れても大丈夫?
ところで、カレーを冷蔵庫で保存すると言っても、どうやって保管したらいいのか困っちゃいますよね~
私なんか面倒くさがり屋なので、カレーを作った鍋ごと冷蔵庫に入れちゃいたくなりますw
これってやっても大丈夫なんでしょうか?
先ほどのウェルシュ菌のことも考えると、やっぱり冷蔵庫に入れるべきとは思うんですが、作った後のカレーの鍋ってアツアツじゃないですか!
あんなの冷蔵庫に入れていいのかって思っちゃいますよね!
作ってすぐに冷蔵庫に入れたところで全然冷えないし、
むしろ冷蔵庫の中の温度が上昇しちゃって電気代も無駄にかかりそうです。
冷蔵庫内の温度が上がったら、ほかの食材まで傷んじゃいそうですしね~
カレーはタッパーに小分けして粗熱を取ってから冷蔵庫に入れるのがベスト!
カレーを鍋ごと冷蔵庫に入れてもダメじゃないんですけど、やっぱり冷蔵庫内の温度が上がっちゃったら冷蔵庫としての意味がなくなっちゃいますよね笑
そのため、冷蔵庫に入れる前に粗熱を取っておくようにしましょう!
どうやら、厚生労働省が出しているマニュアルによると、作ってから1時間以内に20℃以下まで温度を下げられれば食中毒の発生を予防することができるようです。
小さい鍋でカレーを作った場合であれば、ざっくり粗熱を取ってから冷蔵庫に鍋ごと入れても大丈夫そうですね~
大きめの鍋でたくさん作った場合は、1時間ぐらいだと全然冷えないので、タッパーなどに小分けして粗熱をとってから冷蔵庫に保管するようにすると、数日間は保管することができますよ~
ただ、この場合でも早めに食べきっちゃう方が良いことには違いありません。
面倒ですけど、ある程度食べきれる量だけ作って、早めに食べちゃうのが一番ですねw
まとめ
カレーを夏場に常温保存するのはやっぱり危険!
食中毒の原因となるウェルシュ菌の増殖を抑えるためにも、一番危険な45℃くらいの温度で保存される時間を短くできるように、短時間で冷やすのがベスト!
鍋ごと冷蔵庫に入れるのもアリだけど、冷蔵庫の中の温度が高くなっちゃったり、鍋ごとだと冷えにくいことがあるので、タッパーなどに小分けして粗熱をとってから冷蔵庫に入れるのが低リスクで安心です。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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