なんだか今年は8月になってバンバン台風が日本列島に向かってきますね(^^;
ところで、台風には名前が付けられていますけど、あの台風の名前はどう決めるのか気になりますよね!?
これまで台風の名前って誰か偉い人が毎回決めていると思っていたんですが、実はあらかじめ台風の名前が決められているんです!
どんな名前が決められているのか早速見ていきましょう!
台風の名前は台風委員会が決めている!
台風の名前って、台風委員会というところが決めていて、すでにどのような台風の名前にするのかを決定しているんです。
台風には従来、米国が英語名(人名)を付けていましたが、北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。
引用:https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html
このように、日本を含めて世界の14か国が加盟している「台風委員会」が既に台風の名前を決めているんですね~
既に決められている台風の名前は140個で、140個すべて使い終わったら、また1番目の名前が再度使用されるそうです。
上記引用元の気象庁によると、台風の年間発生数は平均して25.6個ということらしく、この140個の台風の名前はおおよそ5年で1周するという計算になるようですね!
ちなみに、上記の気象庁のホームページでは、台風委員会が定めた140個の台風の名前の一覧が掲載されています。
14か国で140個なので、1か国あたり10個の名前を定めたということなんですね!
実際に一覧を確認してみたところ、日本も台風の名前を10個命名していました!
日本が命名した台風の名前はどのようなものなのでしょうか?
日本が命名した台風の一覧は?台風第〇号はどうやって決まる?
日本が命名した台風の名前の一覧は以下の通りです。
- てんびん
- やぎ
- うさぎ
- かじき
- かんむり
- くじら
- こぐま
- コンパス
- とかげ
- ハト
全体的に動物が多い印象を受けますが、どうやら日本が命名した台風の名称は「星座」から持ってきているみたいです。
他の国も星座を由来にしているのかというと必ずしもそうではないらしく、山の名前や川の名前などの自然由来もあれば、民話や伝説を由来とする名前もあるようですね!
国による違いもあって、見ているとなんだかおもしろいです!笑
ちなみに、「台風第〇号」という名前については日本で気象庁が命名しているもので、年が明けると数字がリセットされるそうです。
仮に1月1日に発生した台風があれば、それがその年の「台風第1号」になるということですね!
次の台風の名前は何になる?
ところで、この記事を書いている平成30年8月28日にも新たな台風が発生しました。
台風21号で名前は「チェービー」です。
気象庁のHPに記載されている一覧を確認してみたところ、「チェービー」は韓国が命名した台風の名前で、意味は「つばめ(燕)」らしいです!
番号としては140個中の25番目になっているので、次に台風が発生したら26番目の名前が使用されるということになるんですね!
ちなみに、26番目の台風の名前は、タイが命名した「マンクット」というものです。
マンクットの意味は「マンゴスチン」らしいですが、この言葉を知らなかったので調べてみたんですけど、果物の名前なんですね~
見た目的には柿を紫色にしたような…
でも、皮をむくとみかんを白くしたような…
あるいはライチのような白さというか…
実際にどんな味がするのかちょっと興味がありますね!
原産地はマレー半島らしいので、南国の味がするんでしょうか…笑
話が脱線してしまいましたが、このように台風の名前はあらかじめ決められていて、順番に使用されていくんですね!
台風委員会という組織があることも今回初めて知りました!
トリビアが増えるのはちょっと楽しいですね~笑
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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