最近、「仲裁調停措置のお知らせ」という内容のメールが突然送られてくることが増えてきているみたいです。
メール本文では、私たちが重大な規約違反をしてしまっているので、アカウント削除をすれば未納金や滞納金を支払わなくてもいいというようなもので、48時間以内に支払わなければいけないというものです。
メールを無視して返答をしないでいると、信用情報を金融機関に公開し、債権回収等の法的手段を履行するということですが、これって本当なんですかね?笑
今回は、この「仲裁調停措置のお知らせ」という公益財団法人WEB違反者管理協会がらみのメールについて取り上げていきたいと思います!
「仲裁調停措置のお知らせ」は詐欺メール!
もしかしたら言うまでもないかもしれませんが、この「仲裁調停措置のお知らせ」というメールは詐欺メールです。
メール本文では、公益財団法人WEB違反者管理協会から仲裁依頼を承りましたなどと言っていますが、こんな法人調べてみても出てきません。
一般財団法人ならまだしも、「公益」財団法人は認定されるまでもかなり大変なので、調べてみても全くヒットしないということはあり得ないと思います。
そんな怪しげな、公益財団法人WEB違反者管理協会というところから仲裁調停措置の依頼を受けて動いているそうなんですが、この人たちはいったい何者なんでしょうね?笑
メール本文でもさらっとだけ見るとそれっぽいことが書いてありますが、よくよく考えてみると訳の分からないことばかり言っています。
未納金や遅延損害金があるのにもかかわらず、アカウント削除に協力すればそれらを全額免除するってどういうことなんでしょうねー
アカウントを消すだけで支払うべきお金を払わなくて済むなんて、通常そんなことは考えられません。
そもそも、そのような未納金についてこちらは見に覚えもないので、対応する必要がもともとないですよね。
「仲裁調停措置のお知らせ」に返信しちゃダメ!
このような意味不明な「仲裁調停措置のお知らせ」ですが、突然このようなメールが送られてくるとやっぱりびっくりしますよね。
もしかしたら、知らない間に誰かが自分のメールアドレスを使って有料サービスに申し込んでいたのかも…
なんて不安が襲ってくるかもしれません。
しかし、冷静になって考えてみると、やっぱりそんなサービスを利用した覚えはないですし、メールの内容自体もおかしいですよね。
このような、明らかな詐欺メールや迷惑メールには返信するなどの対応をしてはいけません。
迷惑メールに対して返信してしまうと、さらに他の詐欺メールが送られてきてしまうかもしれないですし、そのまま相手のペースに乗せられてしまって、本来なら全く払う必要がないお金を払わされてしまう恐れもあります。
このような被害に遭わないためにも、迷惑メールが送られてきたときにはそのメールに返信したり、電話などの連絡を取らないようにしましょう。
仮に何かしら連絡をしてしまったとしても、それ以上相手の言うことを聞く必要はありません。
このような怪しげなメールにはこれ以上関わらないようにしましょう。
もしかすると今後同じような迷惑メールが送られてくる可能性も考えられるので、迷惑メールフォルダに振り分けておくなり、迷惑メールフィルター機能などを使って、同じドメインのメールは拒否するように設定しておいてもいいかなと思います。
それにしても、公益財団法人WEB違反者管理協会という名前を使っておきながら迷惑メールを送ってくるなんて…
本当に「公益財団法人WEB違反者管理協会」というものがあるのならば、この詐欺メールをそこに訴えたいくらいですね!
このようないい加減なメールには、まともに相手せずに無視してしまうようにしましょう。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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