ここ最近、「あなたのパスワードが侵害されました」という件名の詐欺メールが送られてくるという被害が急増しているようです。
メール本文も明らかに日本語がおかしいので、迷惑メールだということはすぐにわかるんですが、不思議なのは自分自身がメールの差出人になっているところなんですよね。
そこで今回は、「あなたのパスワードが侵害されました」という詐欺メールが送られてきたときの対処方法と、差出人が自分になっている理由や原因について考えていきたいと思います。
「あなたのパスワードが侵害されました」という詐欺メールの対処方法は?
最近、「あなたのパスワードが侵害されました」という件名の詐欺メールが送られてきている人がかなりいるみたいですね(^^;
2018/10/26 不審メール
【件名】:あなたのパスワードが侵害されました xxxx@yyyy.co.jp (pass=xxxx)
ウェブカメラを通して撮影した画像を知人に送信すると脅迫をし、ビットコインの支払いを要求するメールが届きました。
メールに記載のパスワードは中学生時に使用していたものですw pic.twitter.com/AfNDiytIXC— 謎の男 (@secret_return) October 27, 2018
昨日の夜迷惑メールの中に「あなたのパスワードが侵害されました」ってやつ来てて、ガチで使ってるパスワード書いてあったからさすがに肝が冷えたよね…あれはびびるで、そしてキレ散らかしながら各サイトのメアドとパス変更に奔走していた
— .✩⋆✿れさ❀もふもふ✿⋆✩. (@r_Roxas13love) October 27, 2018
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過去に使用していたパスワードが記載されている場合もあるようですが、詐欺メールなので注意。パスワードの使い回しは駄目絶対。 #詐欺【注意喚起】「あなたのパスワードが侵害されました」詐欺メールに注意 | 楽しくiPhoneライフ!SBAPP https://t.co/rB71a6AC5i
— SBAPP(Ryo) (@secretbase_app) October 27, 2018
怖いのは、私たちのメールアドレスとパスワードがメール本文に記載されているところですよね。
昔使っていたパスワードが記載されているという人もいれば、現在使っているパスワードまで記載されているという人もいるみたいです。
実際に使っている(使っていた)パスワードとメールアドレスがバレているってかなり怖いですね…
いきなりこのようなメールが送られてくると、単なる詐欺メールではなく、本当なんじゃないかと思ってしまいます。
今回、メールを送ってきている人たちが私たちのパスワードをきちんと把握しているのかどうかや、どのような方法で入手したのかというところまではなかなかわかりませんが、ほかの人たちの被害状況も見ていると、やはりある程度メールアドレスとパスワードが一致しているようなので、この点は本当に脅威ですね。
このメールに対して返事を行うなどの反応をする必要はないですし、ましてや仮想通貨のBitcoinを相手に支払う必要性もありません。
ただ、メールアドレスとパスワードが流出している可能性があるのならば、念のために現在使用しているパスワードを変更しておくべきでしょう。
これまで使っていたパスワードから連想されるようなものではなく、別のものを使うようにして、サイトやサービスごとにパスワードは変更するようにしておいた方がいいですね。
自分が差出人になっている原因はなぜ?
ところで、どうして今回の「あなたのパスワードが侵害されました」という詐欺メールは差出人が自分になっているのでしょうか。
自分のメールアドレスに自分から送られてくるという奇妙な状態ですが、実は、自分のアドレスから自分自身に対してメールを送ることは不可能なことではありません。
また、メールソフトでは差出人の名前を好きなように設定することができる場合も多いので、メールを送る側が好きなように表記を変えることができるんですよね。
ということで、メールの送信主が差出人に関する情報については簡単に嘘の情報を流すこともできるということなんですね。
ただ、普通はこのようなメールの送り方はしませんから、このような怪しげなメールについては開封しないようにしましょう。
仮に開封してしまったとしても、メールに返信したり、URL等が記載されていたとしてもクリックしないようにしてくださいね。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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