電車を止めてダイヤが乱れると損害賠償請求されるって本当?金額はいくらくらい?

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こんにちは!ゆーとです!

 

電車が止まってしまってダイヤが乱れてしまうと困りますよね~

これが天候等の仕方のないことであったとしてもなかなか我慢することは大変ですが、誰かの無責任な行動による事故等が原因となれば、我慢できないこともあると思います。

 

そういえば、電車を止めてしまってダイヤを乱してしまうと損害賠償請求されてしまうという話もありますが、これは本当なのでしょうか?

その真偽と、損害賠償請求されてしまった場合の金額がいくらくらいになってしまうのかについて本日はつっこんでいこうかと思います!

それでは、早速みていきましょう!

 

 

 

電車を止めてダイヤが乱れると損害賠償請求されるって本当!?

 

電車を止めてしまって、ダイヤに乱れを生じさせてしまった場合、鉄道会社等から損害賠償請求されてしまうという話を聞くことがありますが、これは本当なのでしょうか?

 

結論から言うと、損害賠償されるケースがあるというのは本当です。

 

その実、本日の報道でもJR総武線の駅で送電施設に人がよじ登ったことによって電車を止めてしまい、ダイヤが乱れてしまったので、JR東日本が損害賠償請求を検討しているというニュースがありました。

 

今回報道されている事件に関する損害賠償請求がいくらくらいの金額になるのかはまだわかりませんが、電車を止めてダイヤを乱してしまったことについて損害賠償が求められるということは本当だったんですね!

 

もちろん、その事件事故等の状況によっては、必ずしも電車を止めてしまったからと言って損害賠償請求がなされるとは限りませんが、悪質な場合や事件事故の規模に応じて損害賠償請求させる可能性は十分に考えられます。

 

 

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電車を止めてダイヤを乱した場合の損害賠償請求金額はいくらくらい?

 

では、実際に電車を止めてしまってダイヤに乱れが生じた場合の損害賠償請求金額はいくらくらいになるのでしょうか?

 

過去に実際に起こった事件では以下のようなものがあるようです。

 

■整備不足でタイヤが脱落、複数車両を巻き込んだ事故――賠償金額3002万8797円

<事故内容>
1991年12月25日未明、静岡県内の東名高速道路上り線を走行していた大型トラックから、左後輪(車体左側面の最も後ろの車輪)の内側と外側のタイヤがハブごと脱落。反対車線に飛び出し、別の大型トラックのフロントパネルに衝突したほか、タイヤを避けようと急停止した後続車両に、別の後続車両が追突。外れたタイヤに乗り上げて破損するなど、複数の車両が巻き込まれた。

<判決>
裁判の結果、事故の原因はタイヤが脱落した大型トラックを担当した整備士が規定通りの方法で整備を行っていなかったこととなった。この事例は、保険金を支払った保険会社が、その整備会社を提訴したもので、損害賠償金額は3002万8797円となっている(2011年9月27日横浜地裁判決)。

 

■過積載ダンプカーが踏切で列車と衝突――賠償金額1億1347万6892円

<事故内容>
1992年9月14日、千葉県のJR成田線大菅踏切で、ダンプカーの側面に列車が衝突。原因はダンプカーの過積載運行で、最大積載量の4倍という大量の山砂を積載していたため、現場付近の下り坂でブレーキが効かなくなり、停止できず踏切に突っ込んだ。列車の運転士1名が亡くなり、乗客67名が重軽傷を負った。

<判決>
事故を受け、JR東日本はダンプカーの運転手などを相手に物損に関する民事訴訟を起こした。その結果、運転手や山砂の運搬を依頼した荷主、山砂を積み込んだ砕石会社などに損害賠償金1億1347万6892円の支払いが命じられた。内訳は、列車車両廃車費用約3400万円、列車車両修繕費用約3770万円、線路・通信設備修繕費用約1710万円、事故に関する人件費約1660万円、乗客の代行輸送費用270万円等となっている(1998年10月26日千葉地裁判決)。

引用:https://life.oricon.co.jp/rank_insurance/news/2043462/

 

 

このように、数千万円から億以上の金額の損害賠償請求がなされる場合もあるんですね。

 

このレベルの事件事故を個人レベルで起こしてしまったとしたら、とても払えるような金額ではないと思います。

 

心配なのは、踏切などの電車路線上での思わぬトラブルが生じてしまった場合だと思いますが、このような場合は恐れずに緊急停止ボタンを押しましょう!

 

電車を止めてしまったからと言って、必ず損害賠償請求が待っているというわけではなく、緊急回避等のために結果的に電車を止めてしまう事態になってしまったような場合には、損害賠償を求められるとは考えにくいかと思います。

(もちろん、いたずらで緊急停止ボタンを押したり、通常では考えられないような重大な過失があるような場合は話が違います。)

 

緊急時には、損害賠償よりも目の前のトラブルや事故を回避することが大切だということなんですね。

 

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