クリアファイルを使用していて、開く側の方が反り返ってしまって使いにくくなっちゃうことありませんか?
私もよく仕事でクリアファイルを使うんですけど、ごくたまにクリアファイルが反り返ってしまって広がっちゃうことがあるんです。
直そうって思っても、全然直ってくれないんですよね…
そこで、今回はクリアファイルが反り返ってしまう理由や、治す方法はあるのかどうかについてチェックしていきたいと思います。
クリアファイルがくるんとなってカールしても直す方法はある?
クリアファイルの開く側が反り返ってしまって使いにくくなってしまった時って、直す方法はあるんでしょうか?
クリアファイルの開くところが、それぞれ逆の方向に開いてしまって非常に使いにくくなってしまいます。
こうなってしまった時に元通りのまっすぐな状態に直す方法ってあるんでしょうか?
私も自分なりに、重りをおいてまっすぐにしようとしてみたり、一生懸命丸めたりして、元通りになるように工夫してみたんですけれど、結局全然直りませんでした。
調べてみたところ、どうやらこの状態になってしまったクリアファイルを元に戻す方法は残念ながらないようです…
直す方法がない理由は、クリアファイルが反り返ってしまっている原因が関係しています。
クリアファイルがくるんとなってカールしてしまう原因は?
実は、クリアファイルが反り返ってしまう原因は、その素材が関係しています。
クリアファイルの素材は、ポリプロピレンなんですが、これは印刷物のインキによって伸びてしまう性質を持っています。
この伸びてしまう現象を膨潤というんですが、インキに含まれる溶剤がクリアファイルのポリプロピレンと反応して、クリアファイルの内側が伸びてしまい、結果としてくるんとカールした状態になってしまうんですよね。
つまり、化学的な反応によって物質自体の形が変わってしまっているので、自分の手で内側に丸めてみたり、あるいは重りをのせてまっすぐにしようとしても直すことができないんですよね…
印刷物のインキ溶剤が残ってしまっていることが原因なので、印刷したばかりのものを入れてしまっていると変形しやすいということですね。
実際、確かに私が使っていたクリアファイルで、くるんとカールしてしまったものは、いずれも大量に印刷して、インキが乾いたかどうかも微妙な、印刷したてホヤホヤの紙ばかり入れていました。
このインキに残っていた溶剤がポリプロピレンと反応してしまっていたことが、カールの原因だったということですね。
そのため、今後はクリアファイルをカールさせないために、印刷が終わった後は、すぐにクリアファイルに挟んでしまわずに、少し時間をおいてからしまうようにしたほうがいいかもしれません。
非常に残念ですが、既にカールしてしまったクリアファイルは元に戻せないので、捨ててしまうか、使いにくいなりに工夫して使用していくしかなさそうです。
あるいは、印刷物にフィルムを張るなどの工夫をして、直接クリアファイルと印刷物が触れ合わないように気を付けるという対策方法もとれそうですが、大量に印刷しているときにはちょっと難しいかもしれませんね。
今後は、これ以上クリアファイルがくるんとカールしてしまわないように、印刷し終わった紙の保管方法には気を付けたいと思います。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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